カニの種類

タラバガニ

日本海からオホーツク海、知床半島、千島列島辺りに多く分布しており、鱈(タラ)が多く獲れる場所に生息していることからタラバガニと名付けられました。甲羅の幅は25cmくらいで、大きさは足を伸ばすと1~2mにもなり、全体が突起で覆われています。甲羅の中央部分に突起が6つあり、4つのアブラガニと区別できます。旬の時期は11~2月くらいで、食感はプリプリして、他の蟹よりも足が太いので食べ応え抜群です。

アブラガニ

オホーツク海からベーリング海辺りに分布していて、旬の時期は1~6月です。近縁種のタラバガニとは似ていますが、甲羅の幅は20cmくらいで、アブラガニの方がやや小さいサイズです。タラバガニとの見分け方は、甲羅の中央部分に突起が2つ少ない4つで、色も青っぽい色をしています。タラバガニよりや値段が安めですが、味はほとんど変わらないので、アブラガニを購入する方もたくさんいます。

イバラガニ

房総半島沖から相模湾、駿河湾、土佐湾、北海道沿岸からカナダまで分布しており、旬の時期は2~4月です。甲羅の幅は20cmくらいで、足を伸ばすと1m以上の大きさになります。茹でるまえの生きた状態では茶色をしていて、味は甘くて、蒸したり茹でたりして食べるだけでなく、焼きガニにして食べると美味しくいただけます。

毛ガニ

北海道のオホーツク海側沿岸から太平洋側沿岸にかけて分布しており、決まった旬の時期がなく、年中獲られているため、季節問わずにいつでも食べることができます。甲羅の幅は10センチほどで、全身が短くて細い毛で覆われていて、見た目以上に食べられる部分が多く、美味しい蟹味噌もたっぷりあります。甘くてしっかりした身はとても人気で、たくさんある蟹の中でも高い値段が付けられています。

本ズワイガニ

北陸の日本海側やオホーツク海辺りに多く分布していて、水揚げされた場所によって名前が変わります。兵庫県の松葉ガニや福井県の越前ガニは特に有名です。甲羅の幅は15cmほどで、成長するとメスの大きさはオスの半分くらいと小さ目です。足を伸ばすと80cmぐらいの大きさになります。旬の時期は11~3月頃で、特に厳しい寒さで身が引き締まっている冬場のズワイガニは美味しくて絶品です。

紅ズワイガニ

北海道や日本海側、東北地方の太平洋側に多く分布していて、旬の時期は9~6月頃です。兵庫県の香住、北海道の羅臼、あと富山県も紅ズワイガニが有名な産地です。他のかにと違って茹でる前の生きた状態ですでに色が赤いのが特徴で、本ズワイガニよりやや劣ることから値段が安く、缶詰や冷凍食品などの加工品に多く利用されています。ただ本ズワイガニより劣ると言っても、それほど味は悪くなく、人によっては本ズワイガニに負けないくらい美味しいと言う人もいます。

花咲ガニ

襟裳岬の太平洋側や根室半島のオホーツク海側に多く分布していて、旬の時期は9~11月頃です。根室半島はかつて花咲半島と呼ばれ、この地でよく獲れたこと名前の由来と言われている以外に、茹でる前の茶褐色の色が茹でた際に花がパッと咲くように色が鮮やかな赤に変化する様子から名付けられたとも言われています。全身がトゲで覆われている上に、殻が固くて食べ辛いですが、他にカニとは違う独特の甘味と旨味が人気で、中でもメスの卵の内子と外子はとても濃厚で美味しいと評判です。

ワタリガニ

北海道南部・津軽海峡付近から吸収まで全国に多く分布していて、特に、愛知県の伊勢湾や佐賀県の有明海などでたくさん獲れます。甲羅の幅は15cmくらいで、甲羅の色は黄褐色、足は青っぽい色をしているのが特徴です。オスは夏場の5~9月、メスは冬場の11~2月が旬の時期です。旬の時期のオスのワタリガニは、身がたっぷり詰まっていて甘味も強く、旬の時期のメスのワタリガニは、内子がたくさん入っていて濃厚な味わいを楽しめます。

クリガニ

オホーツク海や北海道東部に多く分布していて、旬の時期は12~3月頃です。クリガニは、毛ガニよりサイズが小さくて同じように毛が生えているので似ています。毛ガニと比較すると身の量が少なめで、蟹味噌の味に関しても毛ガニには負けてしまいますが、茹でてすぐに食べたクリガニは、毛ガニ引けを取らないくらい美味しいとも言われています。それなのに毛ガニよりも安い値段で購入することができるのでたくさん食べたいならクリガニを選ぶのも良いかもしれません。




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